中学生以下の子供のスマホ料金の平均
まずは、子供がスマホを使うとどれくらいかかるのか、実際のデータを見てみましょう。
- 小学生: NTTドコモ モバイル社会研究所(2023年)によると、キッズ携帯の平均月額は約1,000~2,000円、スマホを持たせる場合は2,000~3,000円程度が一般的。
- 中学生: 同調査では、中学生のスマホ所有率が75%を超え、月額料金は平均3,000~4,000円。データ量は3~5GB程度が主流。
- 傾向: 小学生ではキッズ携帯や低データプラン、中学生ではSNSや動画が増えるため、少し高めになる傾向が。
とはいえ、大手キャリアだと維持費が5,000円を超えることも。子供が小さい今だからこそ、安く抑える方法を知りたいですよね。次にそのコツを紹介します。
子供のスマホ料金を安く抑えるコツ
子供のスマホ料金を節約するには、いくつかのポイントがあります。簡単に実践できる方法をまとめました。
1. データ量を抑えたプランを選ぶ
中学生以下なら3GB以下で十分な子が多いです。通話とLINE、軽いゲーム程度なら、無駄なデータ契約を避けられます。
2. 格安SIMやキャンペーンを活用
大手キャリアより格安SIMを選ぶと、月額1,000円台も可能。さらに、子供向け割引があるキャリアを狙うのが賢い選択。
3. 中古や安価な端末を選ぶ
最新iPhoneでなく、中古Androidや低価格モデル(1~3万円程度)で十分。子供が落としてもダメージが少ないのも嬉しいポイント。
4. 家族割や学割をチェック
家族で同じキャリアにすると割引が適用される場合も。例えば、後述する楽天モバイルなら家族でさらにお得に。
これらを組み合わせれば、月額1,000円以下も夢じゃない!次におすすめのキャリアを見ていきましょう。
おすすめのキャリア
数あるキャリアの中でも、子供の携帯を安く持たせるなら、
楽天モバイルがイチオシです。その理由を具体的に解説します。
楽天モバイルの魅力
- 最強こどもプログラム: 12歳以下の子供向けに、3GBまで実質月額528円(ポイント還元込み)。中学生以下でもお得に始められます。
- 最強家族プログラム: 家族で使うと1回線あたり110円割引。親子で一緒に契約すれば、さらに節約に。
- データ無制限: 月額3,278円で使い放題だから、中学生が動画やゲームを楽しんでも安心。ただし、3GB以内の安いプランも選べます。
- フィルタリング無料: 「あんしんコントロール by i-フィルター」が無料で使えるので、子供の安全も守れます。
例えば、小学生なら528円でキッズ携帯並みの安さ、中学生なら家族割で1,000円台も可能です。半日もあれば好きなキャリアに移動できますし、そのタイミングで最もお得なキャリアに移るのがお勧めです。現時点(2025年3月)では、もっともスマホ事業の拡大に力を入れている楽天がお勧めです。
株主優待がお勧め
楽天モバイルを推す理由として「楽天グループの株主優待」があります。
株主優待の内容
楽天グループ株式会社の株を100株以上保有すると(2025年3月時点で約10万円前後)、以下の特典がもらえます:
- 「楽天モバイル」の音声+データ30GB/月プランを1年間無料で提供
楽天モバイルの回線を持っている必要もありません。楽天ホールディングスの株100株を特定のタイミング(今年分は昨年末の12月26日)で保有しているだけで1年間無料で1回線もらえるわけですからね。本当に破格すぎます。
筆者の家では、子供のスマホ回線は株主優待で提供されたものを利用しています。この優待は昨年から始まり、今年も同様の優待とのことで、もちろん権利確保済みです。この優待が続く限りは利用していくつもりです。
株主優待でスマホが利用できるようになるまで
株主専用サイトのURLとパスワードが自宅に送られてくるので、ブラウザでログインして申し込みます。暫くすると自宅にSIMが届くのでそれをスマホに刺すだけ(*)です。恐ろしいほど簡単でした。
(*)物理SIMの場合です。デフォルトはeSIM(チップが端末に埋め込まれており、端末にSIM情報を設定するだけで回線が使えるようになるSIMの種類)となっており、子供用に準備していたスマホが物理SIMにしか対応していないという問題が発生しました。専用電話ダイヤルから連絡するとすぐに物理SIMに交換してもらえました。回線の利用期間はグループ単位で予め決まっているのですが、利用開始していないということで期間も延長してもらうことができ、至れり尽くせりでした。
まとめ
中学生以下のスマホ料金は平均2,000~4,000円ですが、コツを押さえれば1,000円以下も実現可能。楽天モバイルなら安さも安全性も両立でき、株主優待を利用することで、さらにお得に利用することが可能です。