子供にスマホはいつから持たせる?タイミングとおすすめを考える

エッセイ
子供にスマホを持たせるタイミングは、親にとって悩ましい問題ですよね。「友達が持っているから」「安全のために」と考える一方で、早すぎるのも心配…。この記事では、世間の傾向と筆者の考え、そしておすすめの機種を紹介します。

世間で子供にスマホを持たせるタイミング

子供がスマホを持つ年齢は、近年どんどん早まっています。では、実際のデータはどうでしょうか?

  • 統計データ: 内閣府の「令和元年度青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、小学生のスマホ所有率は49.8%、中学生では75.2%です(出典: aeonmobile.jp)。
  • 平均年齢: NTTドコモ モバイル社会研究所の2023年調査では、子供がスマホを初めて持つ平均年齢は12歳、キッズ携帯は7歳と報告されています(出典: resemom.jp)。
  • 傾向: 小学校高学年(10~12歳)で一気に所有率が上がり、中学入学を機にスマホデビューする子が多いようです。

このデータから、子供が自分で「欲しい」と言い出す小学校高学年や、通学・習い事で必要になるタイミングが一つの目安になっていることが分かります。でも、家庭によって事情はさまざまかと思います。筆者は「可能な限り早く持たせるべき」だと思います。

早くスマホを持たせるべき理由

SIMが入ってなくても問題無いです。重要なのは、子供に専用のスマホを渡すこと。筆者は3歳くらいからお古のスマホを与えてました。具体的には、以下のようなメリット(SIM無しを想定して記載)があったと思います。

メリット1:デジタルリテラシーの早熟

現代はデジタル社会。早いうちから携帯に慣れることで、学習アプリを使ったり、ネットの使い方を学んだりする力が身に付きます。5歳の時には、特に教えてもいないのに、親の顔をカメラで撮って写真の顔に落書きした上でSMSで画像を送りつけてくるようになったのには驚きました。大きくなってから慌てて教えるより、小さいうちから少しずつ慣れさせる方が自然です。

メリット2:様々な刺激により成長が促される

子供はYoutubeなどで新しいこと、興味があるものを見て本当にすごい速度で吸収しますし、昨今のゲームはとても細かい画面操作が求められるため、ピアノのように左手と右手を別々に動かすといった指先の繊細な動きも自然と鍛えることができます。

メリット3:親子でのコミュニケーション

ネットワーク通信で一緒にゲームをしたり、お互い撮った写真を送りあったりと子供がスマホを持っていると親子のコミュニケーション手段としても使えます。もちろんSIMありであれば、いつでも電話できます。残業でピリピリしている場合でも子供から電話がかかってくると、和みますし良い気分転換になります。

子供に持たせるスマホは何がいい?

日本ではiPhoneのシェアが高くなっており、学生の間ではiPhoneを持っていないとマウントを取られるという話すらあります。ただ、小さいうちからスマホを持たせるなら、Android一択です。その理由を具体的に挙げてみます。

理由1:コストパフォーマンスの高さ

AndroidはiPhoneに比べて価格帯が幅広く、子供向けに安価で丈夫なモデルが豊富。例えば、「Xiaomi Redmi」「OPPO Aシリーズ」 などのいわゆる中国製のミドルスペック機が手頃で性能も十分です。
我が家は妻含め全員Androidを使っていますが、だいたい2年くらいで最新スマホに変更するサイクルになっているため、スマホを買い替えたタイミングでおさがりを子供に渡していますので、リサイクルする使い方もお勧めです。

理由2:カスタマイズ性と制限機能

早く子供にスマホを持たせるべきという部分ではメリットだけに触れましたが、子供がスマホに依存するというデメリットが付きまといます。Androidはペアレンタルコントロールが柔軟。例えば、「Google Family Link」を使えば、使用時間やアプリを細かく制限でき、子供の安全を守りやすいです。早いうちから持たせるなら、管理のしやすさは大事ですよね。

理由3:耐久性と選択肢の多さ

子供が使うなら落としたり壊したりする可能性も。
Androidなら防水・耐衝撃モデルもあり、用途に合わせて選べます。
iPhoneって落とすと本当にすぐ壊れる。。。

まとめ

子供に携帯を持たせるタイミングは家庭次第ですが、世間では小学校高学年が一つの目安。私は、早めに持たせることで親子の絆、未来への準備が得られると感じています。そして、Androidなら手軽で管理しやすく、子供の初めての携帯にぴったりです。

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